ご覧いただきありがとうございます。このページをご覧いただいているということは、少しでも「睡眠」に関して考えることがあったということかと思います。

今まで自分の「睡眠」について考えたことがあるでしょうか?睡眠について考えたことがある方は「眠れない」「日中いつも眠い」といったように睡眠に問題が生じた後に初めて考えるようになったという人が多いのでないでしょうか。

「人生の3分の1は眠っている」と良く言われますが、人生の3分の1にしては考えることが足りなすぎます。
また、人生の3分の1を司る睡眠をあまりにも蔑ろにしすぎではないでしょうか。

歴史を辿ると、かの有名なトーマス・エジソンは睡眠を不要と感じ、電気を発明しました。
「鉄の女」と呼ばれたマーガレット・サッチャーは、睡眠は弱いものがとるものだと口にしていました。

日本では一昔前までは、「24時間戦えますか?」というワードが栄養ドリンクのCMのキャッチフレーズとして使われていました。

そもそもこの時代には、睡眠について研究が進んでおらず、また睡眠についての詳しい内容が世間に浸透していませんでした。
「レム睡眠」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?レム睡眠はいくつかに分かれている睡眠ステージの1つで、睡眠中にも関わらず覚醒に近い脳波を示しているのです。レム睡眠中には記憶の定着や感情の整理などを行なっていて、主に睡眠の後半に出現します。睡眠中にも関わらず脳が活動していて、夢を見ることや、眼球が急速に動くことがレム睡眠の特徴として挙げられ、睡眠を語るうえではとても重要な睡眠ステージです。

このレム睡眠が発見されたのは1953年です。人類が進化の過程で手に入れ、形を変えてきたものの長い間行なわれてきた生理現象にしては、研究がとても遅れているように感じませんか。

近年では、睡眠の研究は進み、様々な場面で睡眠が大切なことがわかってきました。しかし未だにマインドが追い付いていないこともあり、「眠ることは怠慢だ」「寝る間を惜しんで努力すべきだ」といった睡眠を犠牲にするもの、それを助長するものが存在することも確かです。

スマートフォンやインターネットの休息な普及により、社会はデジタル化し24時間誰とでもどこにいても繋がることができる便利な社会になりました。一方で、世界の睡眠時間は年々減少傾向にあり、日本は先進国の中でも一番睡眠時間が短い「不眠大国」と言われています。

睡眠不足による経済損失は年間でGDPの-2.92%と言われており、換算すると年間15兆円もの損失が生まれてしまうと考えられています。このような状況になってしまうのも、睡眠不足は「気づかないうちに蓄積されてしまう」という特徴があるからです。

2017年にはユーキャン新語・流行語大賞のトップ10に「睡眠負債」が選ばれました。睡眠負債とはWilliam C. Dement教授により提唱された言葉で、睡眠不足が積み重なり、身体と精神に悪影響を及ぼすようになり、その状態になるのは簡単だが、債務が溜まりすぎると首が回らなくなり、債務超過のような状態になってしまうこと、つまり睡眠を借金に例えた言葉です。
睡眠負債が蓄積されると、日中の仕事や生活に影響するだけでなく、うつ病や認知症などの疾病に繋がってしまう恐れまであるといわれています。

睡眠に対する重要度は近年認知され始めてきていますが、どちらかというと健康意識の高い方が睡眠にこだわっている状態です。
しかし眠らない人はいません。睡眠は健康だけでなく、仕事のパフォーマンスにも関わるため誰しもが意識しなくてはならないことです。

我々はこのような社会背景から睡眠を大切にすること、それに気づくことがより良い社会を作ることへのスタートだと信じ、睡眠を軸にした様々なサービスを展開しております。

フラッグシップでもある眠気評価サービス「Nemielu」は企業向けWEBサービスとして運営しており、より健康かつ生産性の高い企業には「睡眠」が大切だという考えの元、日中の眠気を評価し現在の睡眠習慣が正しいのか、日中に睡眠による影響を受けていないかを可視化することで、睡眠改善を促すサービスとなっております。

個人が意識を変えることはもちろん、組織として睡眠の重要性を理解し、良い睡眠のとれる環境に整備することが大切だと考えています。

睡眠から社会を変えるべく、「世界の睡眠不足を解消する」というミッションを掲げ、我々は睡眠の大切さを発信し続けます。

Nemielu代表 松本